柚希礼音、ソニンらの魂の歌声や 躍動感あふれるダンスナンバーも初披露「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」稽古場公開

2019 年9 月に東京・TBS 赤坂ACT シアター、10 月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて、A New Musical「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」が上演。
ブロードウェイの新進気鋭ソングライティング・コンビと日本のクリエイティブ・チームが、新作ロックミュージカルを共作し、世界に先駆け上演するこのプロジェクト。
アメリカから新進気鋭の作曲家コンビ、クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー、日本から日本版脚本・演出の板垣恭一をはじめとする豪華クリエイティブ・チームが集結し“今を生きるあなた”に伝えたい、自由を求め闘った女性達の物語をお届ける。
今回の上演にあたり、主演に芸歴20 周年を迎えた柚希礼音、共演に読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞し、注目を集めるソニンという演劇界待望の強力タッグを迎え、元宙組トップ娘役の実咲凜音、映像・舞台での活躍目覚ましい清水くるみ、12 年の「RENT」以来のミュージカル挑戦となる石田ニコルと世界初演の新作ロックミュージカルに相応しい個性豊かな女優陣が集結。
また、共演陣には数々の名作グランドミュージカルに出演する剣 幸、ミュージカルを中心に長年のキャリアを誇る戸井勝海や幅の広い役柄を演じ分ける実力派原田優一が脇を固め、多くの2.5 次元舞台などで主演を務める平野 良、舞台・映像で注目を集める若手俳優の猪塚健太、アポロシアターのヴォーカルコンテストで優勝経験を持ち、ミュージカル界でもその飛躍が期待される青野紗穂、卓越した歌唱力で数々の名作ミュージカルで存在感を発揮する谷口ゆうな、乃木坂46 卒業後、舞台でもその魅力を発揮している能條愛未らが名を連ね、舞台を盛り上げる。

8月27日(火)都内にて、稽古場公開&囲み取材が行われた。






<各出演者コメント>

柚希礼音:
私が演じるサラは実在にいる方で、働く女性達のリーダーとして立ち上がる人物です。(稽古をしていると)宝塚のトップ時代に色々リーダーとして悩んだ事がすごく思い出されました。
20 年間ミュージカルをやらせて頂いておりますが、宝塚以外で取材でこんなに女性が並ぶのは滅多にない(笑)
なので、とても革命的なミュージカルだと思います。本番までには役名のない方もキラキラして、誰を観たら良いか分からないくらいの中で、私達も増々エネルギーをもってやりたいと思っています。
恋愛がメインではなく、でもお客様にかなり共感してもらえる事が多い作品になっているので、女性はもちろん、男性も「女性はこう思ってるんだな」と分かってもらえるのでぜひ見て頂きたいと思います。
(剣さんとの共演について)ずっと観ていたので、とても感激です!剣さんのお稽古を(稽古場の)自分の席から観られる喜びを感じています。

ソニン:
新作という事で、我々がオリジナルの作品になっていくので、日々キャスト、スタッフ皆で話し合いながら一緒に作っていっているので、正直大変なところもありますが、幕が開けた時に今まで感じた事のない達成感がまっているかと思っています。
柚希さんもお話していましたが、女性だけが並んで激しく踊る(今回公開した楽曲「機械のように」のような)女性だけのユニゾンで聞く迫力は初めてなので、お客さんが聞いたらゾワゾワするのではないかと想像しています。
ただ、私は団体と絡まない、いつも孤独な役どころなので(ユニゾンで歌える)皆さんが羨ましいです。
私が演じるハリエットは皆から一歩引いて周りの様子をみて、上司と雇用者の間にたって中間をとる役どころなので、その人なりの悩みを繊細に伝えられたらと思っています。これに共感してくださる方もいるのではないかと思います。

実咲凜音:
私が演じるアビゲイルはサラのお姉さん的存在で、やるべき事をやらねばと考えながら生きている人物です。
(柚希さんとの共演について)まさか柚希礼音さんとご一緒できるなんて…とすごく嬉しかったです。稽古が始まってからは(役柄的に)工場の先輩なので逆の立場という事で、今まで見上げる憧れの先輩だったのが舞台上では肩を組むような感じなので、自分自身楽しめるところまでいけたら良いなと思っています。

清水くるみ:
女性が多いので、いつもの稽古場とは雰囲気が違う感じがします。私が演じるルーシーは、1番年下ですが年下ながらも皆を見つめ、支えている明るく優しい存在です。
恋愛作品の需要が多いですが、こういう(恋愛がメインではない、女性だけで作る)作品が沢山の方に見て頂けると日本もちょっと変わるかなと思います。
ストーリーテラーでもあるので、まとめられるよう頑張ります。

石田ニコル:
女性差別が行われている時代に、自分で働いて賃金を貰ってオシャレをし、自分を着飾って男性を捕まえようとする役です。
現代の女性の感覚にも近い役だと思います。一生懸命働いて夢を掴もうとする役です。ミュージカルは2 回目ですが、皆のダンスシューズを「どんなのだろう!?」と見たりして(笑)新しい発見もあり新鮮な気持ちです。

板垣恭一(日本版脚本・演出)
日本が世界で初めての披露するオリジナルの作品となります。
働く女性や権利がテーマになってはいますが、決して暗くて重いわけではなく、明るくて元気なシーンも多く、女性達が今どのように生きているのかを表現しているのでポップになっています。
(稽古場の雰囲気について)男性は本音をあまり語らないですが、女性は喋る前に顔に出てるので分かりやすい(笑)皆が和気あいあいとやってくれているので、幸せだなと思っています。隠し事のない稽古場にしようと話しているので、皆で好きな事を言い合っています。


A New MusicalFACTORY GIRLS~私が描く物語~」

【音楽/詞】
クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー

【日本版脚本・演出】
板垣恭一

【キャスト】
柚希礼音 ソニン 実咲凜音 清水くるみ 石田ニコル/
原田優一 平野 良 猪塚健太 青野紗穂 谷口ゆうな 能條愛未 戸井勝海 剣 幸 他

【日程】
東京公演:
2019年9月25日(水)~10月9日(水) TBS赤坂ACTシアタ-

大阪公演:
2019年10月25日(金)~10月27日(日) 梅田芸術劇場メインホール

【主催】
アミューズ  / イープラス

【企画・制作】
アミューズ

【オフィシャルサイト】
http://musical-fg.com

 

人気記事

おすすめ記事

PAGE TOP

not right click on a picture