万感の思いを込めて、舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル〜僕の永遠 が開幕

4月20日、明治座にて、銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル〜僕の永遠 の幕が開いた。
本作は2018年6・7月に上演し好評を博した舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜のその後を描く新作。脚本・作詞に石丸さち子、演出には東宝演劇部所属の落石明憲を迎え、映像演出はムーチョ村松が続投して、最後の敵との戦い、そしてメーテルとの別れを軸に、松本零士総監修の元、オリジナルストーリーを交えて新たな展開を描く。
星野鉄郎役の中川晃教ほか、宇宙を駆ける女海賊クイーン・エメラルダス役の凰稀かなめ、機械伯爵の恋人リューズ役の矢沢洋子、クリスタルの身体をもつクレア役の美山加恋、銀河超特急999号車掌役のお宮の松、そしてアルカディア号で大宇宙を駆けめぐる宇宙海賊キャプテン・ハーロック役の平方元基が2018年版に引き続き出演。新たに、鉄郎と共に旅をする女性メーテル役には木下晴香と伊波杏樹がダブルキャスト、鉄郎の母を射殺した冷酷な機械伯爵役に、人気急上昇中の前山剛久を迎えました。また2018年版アンタレス役の塚原大助がメーテルの父で、プロメシュームのかつての夫ドクター・バンの声を担当し、メーテルの母にして鉄郎の最大の敵プロメシューム役には、先日体調不良によりやむを得ず降板となった浅野温子に代わり、松下由樹と豪華キャストが揃った。
宇宙の旅という壮大なテーマでありながら人間ドラマを長編アニメ同様に紡ぎだした舞台に仕上がっている。特に1幕では、エメラルダスの宇宙海賊になる前の彼女や顔の傷の秘密などが描かれており興味深い。星野鉄郎役の中川晃教は、鉄郎らしく拗ねたり勇敢なところも見せたり、鉄郎の魅力を引き出している。
公演後に会見に臨んだ原作 総監修の松本零士氏は、「名前も何もかも小学生のころから一生懸命考えた憧れなんです。それが実際に演じれられるのは、本当にうれしいです。」とゲネプロを終えたキャストを労った。星野鉄郎役の中川晃教は、「宿敵であるプロメシュームの存在と、その娘であるメーテルとの旅の中で自分の役割を果たし、そして最後にメーテルとファーストキスをします。そのキスの向こうにあるものを、感じ取ってもらえればと思います。」と思いを語った。
公演は、東京公演は4月20日(土)から4月29日(月・祝)まで明治座、 大阪公演は、5月10日(金)から12日(日)まで梅田芸術劇場メインホールで上演。

 













銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品
舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル〜僕の永遠

<東京公演>
[日程]2019年4月20日(土)〜29日(月・祝)
[会場]明治座
<大阪公演>
[日程]2019年5月10日(金)〜12日(日)
[会場]梅田芸術劇場メインホール

<原作 総監修> 松本零士

<キャスト>
[星野鉄郎]中川晃教・[クイーン・エメラルダス]凰稀かなめ・[機械伯爵]前山剛久
[リューズ]矢沢洋子・[メーテル]木下晴香/伊波杏樹・[クレア]美山加恋
[車掌]お宮の松・[ドクター・バン(声)]塚原大助・[プロメシューム]松下由樹(特別出演)
/[キャプテン・ハーロック]平方元基

<スタッフ>
[脚本・作詞]石丸さち子
[演出]落石明憲
[映像演出]ムーチョ村松

<主催>
舞台『銀河鉄道999』実行委員会2019

公式サイト
www.999-40.jp

公式twitter
@GalaxyEX999_40

 

人気記事

おすすめ記事

PAGE TOP

not right click on a picture