7月29日、アリスインプロジェクトが8月に行う2本立ての連続公演である舞台「アリスインデッドリースクール 楽園」と舞台「最果ての星~アリスインデッドリースクール 外伝~」の記者発表が、都内にて行われ、キャストと扇田賢氏と松本陽一氏が登壇した。
「アリスインデッドリースクール」 は、学校の屋上で極限状態の少女たちの群像劇で、2010年アリスインプロジェクトの旗揚げ公演での初演以来、たびたび上演されている。2017年の昨年、舞台・アニメ・映画といったメディアミックス展開を果たした。ガールズ演劇の原点であり代表作でもある。連続公演の今回、連続公演前半の本伝である舞台「アリスインデッドリースクール 楽園」は、再演される度に若干の改変をされてきたが、今回の副題は”楽園”、希望が持てない極限状態での”楽園”というのが気になるところ、連続公演の後半の初の外伝作品の舞台「最果ての星~アリスインデッドリースクール 外伝~」は、本伝から3か月経った美術館の屋上が舞台。サバイバル生活を続けていた少女達は極限状態の耐性や経験も持ち合わせて、そこから生まれる物語に注目が集まる。
舞台「アリスインデッドリースクール 楽園」の演出を担当する扇田氏は、「”アダムとイヴ”の楽園の要素を脚本上に新たに盛り込んだ訳ではありません。屋上シーンでみんなの希望が膨らむ付け足したシーンが有って、それが楽園じゃないかと思っていて、希望を持たせる演出をして、その後の落差は、(キャストの)みんなは辛そうにやっていてるので、その効果は有るのかなと思っています。」、稽古場の雰囲気について、墨尾優役の遠藤るかは、「真面目な子が多いので、凄く刺激になっています。」と答え、百村信子役の石川凜果は、「皆さんに刺激を貰いながら、信ちゃんを作っている段階です。頑張りたいなと思います。」と抱負を語った。
舞台「最果ての星~アリスインデッドリースクール 外伝~」の脚本・演出を担当する松本氏は、「3か月後の世界は、どうなっているのかと想像する日々で、生活感のある台詞を一個入れるだけでも、いろんなドラマが勝手に生まれる。難しくも有り、やりがいのある世界だなと思います。」、三嶋倫役の酒井萌衣は、「(世界観や役柄は)難しい所は有ります。でも、想像が生まれてきたのでこれから頑張りたいなと思います。」と語った。
舞台「アリスインデッドリースクール 楽園」は、8月8日(水)から8月19日(日)まで、舞台「最果ての星~アリスインデッドリースクール 外伝~」は、8月23日(木)から 9月2日(日)まで、いずれも、池袋・シアターKASSAIにて上演する。
■舞台「アリスインデッドリースクール 楽園」墨尾優役 遠藤るか コメント
▼舞台への意気込み
遠藤るか「アリスインデッドリースクールは人気作でして、毎回思う事はキャストが変わるとデットリーの色が変わるので、今年のデットリーは、今までアリスンプロジェクトに関わっていないキャストが多いので、どのような色に組み合わさっているのか、試行錯誤して作りあげているので、楽しみにしていただければと思います。」
▼役作りについて
遠藤るか「役が墨尾優役なので、稽古の休憩中から明るく元気でいようと心掛けていて、今のところは相方の子が居るので、とても楽しめています。」
▼メッセージ
遠藤るか「今年の夏は、池袋・シアターKASSAIに、遊びに来てくれたらうれしいです。いつもとは違う私達らしいデットリーを、今まで観た事も有る方も無い方も楽しめるように作っていますので、ぜひ皆さま観に来てください。」
■舞台「最果ての星~アリスインデッドリースクール 外伝~」三嶋倫役 酒井萌衣 コメント
▼舞台への意気込み
酒井萌衣「最果ての星は、まだ2回しか稽古していないのですが、台本を読んだり読み合わせした感じだと、けっこう(本伝から)3か月後が舞台なので、彼女達がどういう感じで生き抜いてきたのか、いろいろ考えるポイントが多いなと思うのですが、最果ての星という事で最後に何が見えるのか試行錯誤しながら稽古を頑張っていきたいと思います。」
▼役作りについて
酒井萌衣「コミュニケーションが取れないという感じで、一人ぼっちに見られがちなんですが、仲間たちから気にしてくれているようなところや、感情に起伏が激しい子なので、叫ぶシーンが多いので、喉を壊さないように頑張りたいです。」
▼メッセージ
酒井萌衣「最果ての星は私達が初演なので、(本伝のように)再演されるように私達が頑張っていきますので、皆さん夏休みは是非遊びに来てください。よろしくお願いします。」
舞台「アリスインデッドリースクール 楽園」
真夏の登校日、様々な理由で学校に集まった生徒たち。
墨尾優と百村信子は補習授業を抜け出して屋上へと逃げ込んだ。
自分たちの楽園を、自分たちの手で勝ち取るために……
だが、やがて、誰の前にも平等に、その時は訪れる。
「……笑わずに、生きられると思う?」
キャスト:
シングルキャスト
遠藤瑠香/石川凜果
栗生みな/日下部美愛/真野未華/工藤亜耶/がーな/佐藤ゆうき/西村美咲/朝比奈南/森山小百合
ダブルキャスト
(光組)久木田かな子/渡壁りさ/丸山祐花/光利/三村遙佳/折笠衣緒/鈴木綺良々
(風組)二木二葉/最上みゆう/國井紫苑/横山慈雨/岩﨑千明/島崎未来/音羽奈々
日替わりゲスト
長橋有沙/八坂沙織/須山朱里/小野塚愛美
日程:
2018年8月8日(水)~ 19日(日)※全16公演
08日(水)=19:00(光)
09日(木)=19:00(風)
10日(金)=19:00(光)
11日(土)=13:00(光)・18:00(風)
12日(日)=13:00(風)・18:00(光)
13日(月)=19:00(風)
14日(火)=19:00(光)
15日(水)=19:00(風)
16日(木)=19:00(光)
17日(金)=19:00(風)
18日(土)=13:00(風)・18:00(光)
19日(日)=12:00(光)・17:00(風)
※光組・風組の一部ダブルキャスト
※物販開始は60分前、客席開場は30分前
劇場:
池袋・シアターKASSAI(110席)
東京都豊島区東池袋1-45-2
TICKET:
S席5800円(最前列・ひな壇最前列/指定席)
A席4800円(S席以外/自由席)
※税込
スタッフ:
脚本:麻草郁
演出:扇田賢(Bobjack theate)
企画:鈴木正博
プロデューサー:西初恵・美濃部慶
制作統括:青柳一夫
制作:アリスインプロジェクト
製作: アリスイン株式会社
制作協力:オフィスAdaD/MAGMA/STUDIO K’z
公式サイト:
http://alicein.info/rakuen.html
舞台「最果ての星~アリスインデッドリースクール 外伝~」
「僕は…絶対に笑わない」
あの屋上で世界が一変してから数カ月。
森に囲まれた郊外の美術館の屋上で、ひとりの少女が天体望遠鏡を眺めていた。
サバイバル生活を余儀なくされた少女達の運命は…。
デッドリースクールの後日譚を描いた外伝が初登場
キャスト
シングルキャスト
酒井萌衣/八坂沙織/新藤まなみ/針谷早織/ゆうの/渡辺菜友/千歳ゆう/山本柚月/安達優菜
ダブルキャスト
(月組)岡ちひろ/そら♨るる/小西梨花/若松愛里/花岡芽佳/秋吉あや
(星組)松本奈々/梅原サエリ/黒木美紗子/田中奈月/天音/南條あかね
友情出演
栗生みな/がーな
日替わりゲスト
舞川みやこ/秋元美咲/若林倫香
日程:
2018年8月23日(木)~ 9月2日(日)※全16公演
23日(木)=19:00(月)
24日(金)=19:00(星)
25日(土)=13:00(月)・18:00(星)
26日(日)=13:00(星)・18:00(月)
27日(月)=19:00(星)
28日(火)=19:00(月)
29日(水)=19:00(星)
30日(木)=19:00(月)
31日(金)=14:00(月)・19:00(星)
01日(土)=13:00(星)・18:00(月)
02日(日)=12:00(月)・17:00(星)
※月組・星組の一部ダブルキャスト
※物販開始は60分前、客席開場は30分
劇場:
池袋・シアターKASSAI(110席)
東京都豊島区東池袋1-45-2
TICKET:
S席5800円(最前列・ひな壇最前列/指定席)
A席4800円(S席以外/自由席)
※税込
スタッフ
原作:麻草郁
脚本・演出:松本陽一(劇団6番シード)
企画:鈴木正博
プロデューサー:西初恵・美濃部慶
制作統括:青柳一夫
制作:アリスインプロジェクト
製作: アリスイン株式会社
制作協力:オフィスAdaD/MAGMA/STUDIO K’z