©武内直子・PNP/乃木坂 46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会
オフィシャル提供写真
6月7日、乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」のTeam MOONのゲネプロが行われ、またゲネプロ前には囲み取材が行われた。
「美少女戦士セーラームーン」は、月刊誌『なかよし』(講談社刊)にて、1991年から連載を開始した武内直子原作の少女漫画で、アニメや実写によるTVドラマの他、1993年にミュージカルシリーズ化され、2005年まで上演された。2013年に「セーラームーン20周年記念プロジェクト」の一環として8年ぶりに復活し、再びミュージカルシリーズ化され、原作を描ききり2017年に終了した。乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」は、2017年から始動している25周年プロジェクトの一環である3大ステージコンテンツのうちの一つで、その第一弾ともいえる形で上演される。
本作は、第一期 ダーク・キングダム編を描いた作品で、前ミュージカルシリーズでは『La Reconquista』に相当する作品ではあるが、演出・脚本・音楽が一新されている。セーラームーンの元に5戦士が集結する過程が丁寧に描かれ、ミュージカルでは1993年の初演以来の25年ぶりの登場となる黒猫のルナより「幻の銀水晶」と「月のプリンセス」を探すという指令を受ける過程で、5戦士が集まり、タキシード仮面が絡みながらクイン・メタリア率いる「ダーク・キングダム」と「幻の銀水晶」を巡る戦いを描ている。
セーラームーン役の山下美月は、3期生で将来のエース候補のとして呼び声高いメンバーの一人で、キラキラとした魅力が溢れている。伊藤理々杏(セーラーマーキュリー)は、おっとりした感じのマーキュリー像の一面を開拓し、セーラームーンファンとして知られる高山一実(セーラーマーズ)は舞台映えが素晴らしく、それを支える形で、舞台経験豊富な能條愛未(セーラージュピター)と樋口日奈(セーラーヴィーナス)が舞台全体を締めている。 映像出演でのクイーン・セレニティの白石麻衣はどのような登場かは舞台にて確かめてほしい。
石井美絵子のタキシード仮面や玉置成実のクイン・ベリルもとても魅力的で、特にダーク・キングダム四天王はとにかくカッコいい。乃木坂46ファンはもちろんの事、セーラームーンミュージカルファンにも観てもらいたい作品に仕上がっている。
12日には、Team STARが初日を迎え、ますますヒートアップする乃木坂46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」、6月24日まで天王州 銀河劇場、9月には、TBS 赤坂ACT シアターにて、一部異なった演出で上演される。
後列左より:梅澤美波、渡辺みり愛、井上小百合、寺田蘭世、中田花奈
前列左より:能條愛未、伊藤理々杏、山下美月、高山一実、樋口日奈、石井美絵子
©武内直子・PNP/乃木坂 46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会
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■囲み取材でのコメント
【Team MOON】
◆セーラームーン/月野うさぎ:山下美月(乃木坂46)
見どころは全部と言いたいくらい、最初から最後までずっとキラキラしていて、愛・夢・友情など、たくさんのことがつまった作品になっています。
特に皆さんに見ていただきたいのは、それぞれのセーラー5 戦士の変身シーンです。注目してください。
◆セーラーマーキュリー/水野亜美:伊藤理々杏(乃木坂46)
今回の舞台、セーラー5 戦士それぞれの個性、ワクワク・ドキドキ・ハラハラするような高揚感を味わうことができつつ、感動的なシーンもたくさんあります。
観ている方にジェットコースターに乗っているような気分で楽しんでいただけたらうれしいです。
◆セーラーマーズ/火野レイ:高山一実(乃木坂46)
セーラームーンがすごく好きなのですが、舞台への出演にあたり改めて向き合い、そこで気づいたのは、月野うさぎちゃんという人物が、どれだけたくさんの人に愛されているか、どれだけすごい力を持っているか、ということでした。
皆さんには、ぜひそういうところも注目していただきたいです。
◆セーラージュピター/木野まこと:能條愛未(乃木坂46)
変身シーンをミュージカルではどう表現しているか、ぜひ注目してほしいです。
それぞれがそれぞれのトレードマークなどをモチーフに派手な変身シーンになっているので、楽しみにしていてください。
◆セーラーヴィーナス/愛野美奈子:樋口日奈(乃木坂46)
セーラーヴィーナスは、どんな状況に陥っても一番先に声をあげて前向きに進んで行きます。
そんな姿がかっこいいと思っているので、ぜひ注目してください。
また、同じ乃木坂46 の白石麻衣ちゃんも映像出演をしています。それがどういう形でみんなと一緒に舞台の上で動いているのかも見どころです。
【Team STAR】
◆セーラームーン/月野うさぎ:井上小百合(乃木坂46)
月野うさぎちゃんが、さまざまな運命の人と出会って強くなっていくところが、個人的にはとても見どころです。
それが、乃木坂46 である自分にも重なる部分があったりします。
それは、舞台に出会えたことだったり、ファンの人に会えたことだったり、このカンパニーに出会えたことだったり。
そういう点が物語に重なり、リアリティをもってセリフを言っている部分もあります。
なので、ご覧いただく際、そういったところも感じ取って楽しんでいただけたらうれしいです。
◆セーラーマーキュリー/水野亜美:渡辺みり愛(乃木坂46)
セーラー5 戦士の登場シーンがみどころです。Team MOON とTeam STAR でキャラクターは同じはずなのに、話し方、立ち方でそれぞれ個性が出ています。
そこで、どう自分が演じるキャラクターになれるかがカギだと思っていますので、ぜひ注目してください。
◆セーラーマーズ/火野レイ:寺田蘭世(乃木坂46)
約1 ヶ月一緒に稽古を行い感じたのは、それぞれメンバーの性格が、演じるキャラクターに近いのではないか、ということです。
そのせいか、普段からキャラクターと同じような掛け合いもどんどん増えました。
このことは、本番にもいきると思っているので、両チーム、関係性にもぜひ注目して観てください。
◆セーラージュピター/木野まこと:梅澤美波(乃木坂46)
メンバーみんなががんばったので、アクションシーンに注目してほしいです。
また、キャラクター一人ひとりが誰かのためにいろいろなものを背負って戦っている姿は、ものすごくかっこいいです。
それぞれのキャラクター同士の関係性に注目しながら、観ていただけたらうれしいです。
◆セーラーヴィーナス/愛野美奈子:中田花奈(乃木坂46)
セーラーヴィーナスはセーラー5戦士の中でリーダーです。個人的にはリーダーという役割を考え、普段の自分と変え、しっかりするようにがんばったことは挑戦だったので、そこを観てほしいです。
また、乃木坂46版ということで、乃木坂×セーラームーンという難しい課題に一生懸命取り組んだので、ぜひご覧ください。
◆タキシード仮面/地場 衛:石井美絵子
セーラー5戦士がW キャストで同じストーリー、役をやっているにもかかわらず、こんなにも変わるのか!
というくらいまったく違うものになっているので、どちらも観ていただきたいです。
また、ウォーリー木下さんの演出は、最新の技術と、人間だからできるアナログなことが組み合わさり、とてもおもしろいエンターテイメントの世界になっています。
この世界観で乃木坂46のみんなが、汗を流し一生懸命声を出してがんばっている。
こんな新しいセーラームーンの世界を2018 年に見ることができる、貴重な舞台だと思っています。
彼女たちががんばれる、戦える場を、わたしは作っていきたい、護っていきたいと思っています。
彼女たちが輝きますよう、応援よろしくお願いします。
◆演出:ウォーリー木下
今回、乃木坂46 のメンバーは、いろいろ準備が大変な中、探りながら戸惑いながらだったと思います。
ただ、ある日突然、こうすればよいんだ! というのがわかった瞬間があったと感じました。
そこから乃木坂46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」は、とてもおもしろい作品になりました。
カンのよさなのか、演技をずっとやっていたからこそのノウハウのようなものなのか、彼女たちのそういった「野生の鋭さ」のようなものが、この舞台でいきています。
2.5次元ミュージカルの枠を超えた、大きなミュージカル作品としてできあがっていると思います。
■舞台写真
©武内直子・PNP/乃木坂 46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会
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乃木坂46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」
月野うさぎはちょっとドジで泣き虫だけど、元気いっぱいの中学2年生。
ある日、人間の言葉を話す黒猫のルナと出会い、
愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンに変身することに!
うさぎには仲間を集めて、”幻の銀水晶”とプリンセスを探し出し、護る使命がある。
一方、ダーク・キングダムの女王クイン・ベリルも、無限のパワーを持つ”幻の銀水晶”を手に入れるべく、
うさぎたちの住む街に四天王を送り込み、奇怪な事件を起こしていた…。
ダーク・キングダムの野望を打ち砕くため、5人のセーラー戦士たちが今、時空を越えた戦いに挑んでいく——!
< 公演日程 >
【6 月公演】2018 年6 月8 日(金)〜6 月24 日(日) 天王州 銀河劇場
【9 月公演】2018 年9 月21 日(金)〜9 月30 日(日) TBS 赤坂ACT シアター
※6 月公演は「天王洲 銀河劇場Ver.」、9 月公演は「TBS 赤坂ACT シアターVer.」として、
一部異なった演出をお楽しみいただけます。
<原作>
武内直子(講談社刊)
<演出>
ウォーリー木下
<出演>
【Team MOON】
セーラームーン/月野うさぎ 山下美月(乃木坂46)
セーラーマーキュリー/水野亜美 伊藤理々杏(乃木坂46)
セーラーマーズ/火野レイ 高山一実(乃木坂46)
セーラージュピター/木野まこと 能條愛未(乃木坂46)
セーラーヴィーナス/愛野美奈子 樋口日奈(乃木坂46)
【Team STAR】
セーラームーン/月野うさぎ 井上小百合(乃木坂46)
セーラーマーキュリー/水野亜美 渡辺みり愛(乃木坂46)
セーラーマーズ/火野レイ 寺田蘭世(乃木坂46)
セーラージュピター/木野まこと 梅澤美波(乃木坂46)
セーラーヴィーナス/愛野美奈子 中田花奈(乃木坂46)
大阪なる 山内優花
海野ぐりお 田上真里奈
ルナ(操演) 松本美里/若狭博子
クンツァイト 安藤千尋
ゾイサイト 小嶋紗里
ネフライト Shin
ジェダイト 武田莉奈
アンサンブル
河本麻祐子 鏑木真由 齋藤久美子 倉知あゆか 渡邉 南 光岡茉美
クイン・ベリル 玉置成実
タキシード仮面/地場 衛 石井美絵子
<映像出演>
クイーン・セレニティ 白石麻衣 (乃木坂46)
<チケット一般発売日>
2018 年5 月13 日(日) AM10:00~
<チケット料金>
S 席 9,800 円/A 席 6,800 円 (前売・当日共/全席指定・税込)
<公式サイト>
http://sailormoon-official.com/stage/nogizaka/
<主催>
乃木坂46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会