『上野パンダ島ビキニーズ』

2017年3月30日、堤 幸彦・初プロデュース女性ユニット「上野パンダ島ビキニーズ」による初舞台『上野パンダ島ビキニーズ』のプレビュー公演に先立ち、公開ゲネプロが行われた。
数々のドラマや映画、その独特の世界観で観るものを虜にし、一方で演劇の世界でも琉球ロマネスク『テンペスト』(’11)、スペクタクル時代劇『真田十勇士』(’16)など、これまで数々の舞台演出を手がけてきた堤 幸彦氏の、女性ユニットの初プロデュースとして「上野パンダ島ビキニーズ」が始動し、今回その初の舞台となるのが本作。
1部が舞台、2部が歌謡ショーと、2部構成となっており、1部の舞台『上野パンダ島ビキニーズ』は、ひょんなことから無人島に漂流してしまった7人の個性豊かな女の子たちが、島からの脱出を目指しながら様々なハプニングを経て成長していく姿を描く、芝居・歌・ダンスと若い女性の魅力をこれでもかと散りばめた舞台になっていて、ビキニはあくまで入口であり、本格的なエンターテイメント舞台作品に仕上がっている。
KADOKAWAのWEBサイト『コミック Newtype』にて、3月27日より「上野パンダ島ビキニーズ」の漫画の新連載がスタート、3月30日にCDの発売も開始し、メディアミックスプロジェクトが本格的に始動した「上野パンダ島ビキニーズ」の今後の展開に注目。
舞台『上野パンダ島ビキニーズ』は、品川プリンスホテル クラブeXにて、4月2日まで上演される。

■舞台写真


■コメント

左より、堤 幸彦、桃山つき乃(松岡里英)、雛菊りん(水原ゆき)、紫岡スミレ (矢萩春菜)、暁島朱里 (西川美咲)、
柿次橙子(小瀬田麻由)、蒼井雫久(石原千尋)、金平もえぎ(小田切瑠衣)

演 出 : 堤 幸彦
“ビキニーズ“という終始ビキニのみの着衣でやる劇団なんですけど、あくまでビキニは入口であって、だんだん不思議なもので観ているとビキニが気にならなくなってくる。というのも、彼女たちは非常に頑張っていただいて、ちょっと無理かもなと思うハードルを次々クリアして今日ここまできています。女性だけでこれだけレベルの高い芝居を作ることができたのは、とてもチャレンジではありましが、達成感のある舞台になっております。本当に、一言で言うと観て損はない。 芝居もあり、色んな感情があり、歌があり、踊りがあり、そして彼女たちの魅力が大爆発している舞台です。今回公演数は少ないですが、これが始まりだと思っているので、今後「上野パンダ島ビキニーズ」という歌もついてる演劇ユニットを、これを皮切りに盛り上げていければなと思っております。

暁島朱里 (西川美咲)
とにかく公演期間が短いので、来ていただいたお客様に、全力で笑顔を届けられるよう頑張りたいと思います。

紫岡スミレ (矢萩春菜)
今回このような素敵な7人のメンバー、そして素敵な舞台に関わることができて今とても幸せに思ってます。成功するように頑張ります。

柿次橙子 (小瀬田麻由)
男性の舞台が多い中で、女性のユニットの舞台という新しいムーブメントを起こせるような、そんな存在になれるようなユニットに、「上野パンダ島ビキニーズ」がなれるように目指していきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

雛菊りん (水原ゆき)
今回この7人を選んでいただいて、個性豊かな7人の中で、バラバラな個性がキラキラ光っていて、キラキラ光らせてくれた堤さんや皆さんのおかげで、私たちがステージに立つことができることに、心から幸せに思っています。観てくださった沢山の方々に素晴らしいものを持って帰っていただけたらなと思うので、精一杯頑張りたいと思います。

蒼井雫久 (石原千尋)
今回の舞台は、色んな人が共感の持てる感情だったり、言葉がたくさんセリフとなって散りばめられているので、観に来た人たちに、色んな感情を持って帰っていただければいいなと思います。そして笑いもたくさんあるので、楽しんで帰っていただけたらいいなって思ってます。頑張ります。

桃山つき乃 (松岡里英)
この舞台は、笑いもあって、泣けて、そして、どこか忘れていたようなことを思い出させてくれるようなメッセージが込められている舞台だと思ってます。キャストも監督もスタッフさんも、みんなこの舞台に対して熱い思いを持って毎日稽古してきたので、私達の日々重ねてきたものが、絶対後悔させないものを届けるという自信につながっていると思います。観に来てくれた一人一人を大切にして後悔させない作品になっていると思うので、ぜひ劇場に来ていただきたいです。

金平もえぎ (小田切瑠衣)
稽古してきたことを信じて、観に来てくださった方たちに”ビキニーズ”のことを知ってもらって、皆さんに好きになってもらえたらいいな、と思って頑張ります。

■関連記事
『上野パンダ島ビキニーズ』ビジュアル撮影・堤 幸彦氏インタビュー


『上野パンダ島ビキニーズ』

沖縄県宮古島付近の海の上、ビキニ姿の⼥⼦達が救命ボートで漂っているところから物語は始まる。
アイドル「タクル」のPV撮影に使われた島に⾏こうと、SNSを介して集まった初対⾯の個性豊か7⼈。地味なヒロイン「朱⾥」、お嬢様「スミレ」、⽥舎ヤンキー「橙⼦」、ギャル「りん」、⿊魔術使い「雫久」、お⾊気担当「つき乃」、超ネガティブ⼥⼦「もえぎ」。
運のいいことに島に漂着できたが、そこは謎の監視カメラはあるものの、謎の⾍が⽣息し、謎のパンダの着ぐるみが無数に落ちていて、島の猿を従えた先住漂流者のおっさんがいる、なんともあやしい無⼈島だった。島を「上野パンダ島」と名付け、おっさんとともに島からの脱出を夢⾒て慣れないサバイバル⽣活を始める7⼈。
生活する中で、本⾳を⾔い合い、本気で怒ってケンカすることで、⽣きていることを実感し、タクルを好きなことでつながることができたとまたお互いの存在を認め合う⼥⼦達だったが、やはりどこかで心を通わせることができずにいた…。
ハプニングだらけのサバイバル生活の中で、
「上野パンダ島ビキニーズ」は果たして島から脱出できるのか!?

演 出
堤 幸彦

脚 本
山田佳奈(□字ック)

音 楽
楠瀬拓哉

振 付
EBATO

出 演
暁島朱里 (西川美咲)
紫岡スミレ (矢萩春菜)
柿次橙子 (小瀬田麻由)
雛菊りん (水原ゆき)
蒼井雫久 (石原千尋)
桃山つき乃 (松岡里英)
金平もえぎ (小田切瑠衣) /

小野寺ずる
野添義弘

公演日程・劇場
2017年3月30日(木)~4月2日(日) 品川プリンスホテル クラブeX
※3/30(木) プレビュー公演

チケット
料金:5,000円(前売・当日共/全席指定/税込)
プレビュー公演4,500円(前売・当日共/全席指定/税込)
一般発売日:3月11日(土)AM10:00~

協 力
KADOKAWA

主 催
ネルケプランニング

公式ホームページ
http://ueno-pandajima-bikinis.jp/

公式Twitter
@bikinis_2017

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