日本全国の小・中学校を対象に、ミュージカルの巡業公演を行っている夢団(神奈川県横浜市)は、2011年の創設以来毎年公演数を伸ばし、2019年度には年間約350公演を上演。しかし、2020年度は新型コロナウイルスの影響で9割の公演が無くなり、現在存続の危機に立たされている。「日本全国の子ども達に夢と感動を届けたい!学校公演という日本独自の文化を守りたい!」という思いで、クラウドファンディングプラットホームCAMPFIREにて2月22日(月)まで行う。
コロナ禍で多くのイベントが自粛となり、学校でも様々な行事が中止となっている今、子ども達が楽しみにしている演劇鑑賞教室も多くの学校が中止しており、児童劇団は窮地に立たされている。
演劇鑑賞教室は子ども達が豊かな想像力を育み、心に栄養を得るための大切な時間。そして学校公演は全国各地の子ども達に演劇や芸術を届ける、日本独自の素晴らしい文化。
子ども達の安全と先生方の負担となり、今は演劇鑑賞教室の実施を求めることは難しく、しかし、このままでは児童劇団は存続していくことが出来ない。
夢団では存続を懸けた新たな挑戦として、現在の稽古場を改築し、子ども向けのエンターテイメントを上演する『ドリームシアター』を創設するため、クラウドファンディングで支援を募集。ドリームシアターでは子ども達が様々な文化や芸術、エンターテイメントに触れられるイベントを企画していくという。
ライブ(生)の感動をお届けすると同時に、配信イベントも可能なスペースを創作し、コロナ禍で悲しい思いをしている子ども達に、少しでも夢や希望を届けられるように。そして苦境に喘ぐエンタメ界で、夢を諦めない人たちに活動の場を提供出来るように。感染対策を徹底した上で、存続のために、今出来る挑戦をしていきたいとの事。
■CAMPFIRE『夢団 クラウドファンディング』
https://camp-fire.jp/projects/view/354450
2021年1月7日(木)~2月22日(月)まで
■公式サイト
http://yumedan.jp/