早川聖来(乃木坂46)が舞台『スマホを落としただけなのに』ヒロイン役で出演

2017年、第15回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉(編集部推薦)作品として選ばれた志駕 晃のデビュー小説。これまでにシリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに~囚われの殺人鬼~」とあわせた累計発行部数は78万部を突破、2018年には、北川景子、田中 圭、千葉雄大、成田 凌など豪華キャストで映画化され、興行収入19.6 億円の大ヒットを記録した。2020年2月21日には続編の映画公開も控えるなど今最も熱いミステリー作品である。日本中を震撼させたサイバーミステリー「スマホを落としただけなのに」が初の舞台化される。
恋人が落としたスマホをきっかけに事件に巻き込まれる女性<稲葉麻美役>を演じるのは、本作が舞台単独初ヒロインとなる早川聖来(乃木坂46)。2018年に乃木坂46・4期生として加入、演技派メンバーとして早くも活躍が期待される新星として注目される。そんな彼女が大役を務める心境を語った。

-この公演の出演が決まった時の感想は
「すごく有り難いお話で、嬉しい気持ちでいっぱいだったのですが、同じグループのメンバーの居ない仕事なので少し不安もありました。舞台をされている頼りになる先輩も多いので、困ったらアドバイスを頂ける状況なので、自分の出来る事を精一杯頑張ろうと思いました。」

-話題作でプレッシャーを感じますか?
「映画と原作の2作品を見させて頂いたんですが、凄く有名な作品なだけあって、面白くてハラハラドキドキしたりする作品なので、プレッシャーももちろん有るのですが、舞台にしか出来ない表現を、お客さんに楽しんで貰えたら良いなと思います。」

-舞台について
「お客さんの前で楽しんで貰えるものが凄く好きで、レスポンスが返ってきたり、お客さんの表情を直接感じる事が出来て好きです。」

-役を演じる事について
「乃木坂46・4期生公演「3人のプリンシパル」では、3役分の段取りや台詞を覚えるのに必死で、一つの役を追求するという事が出来なかった。前回のセーラームーンは、一つの役に愛着を持って、”この子だったらどう動くだろうか”、”この子はこんな動きするだろうね”とかを考えるのが楽しかった。アニメを見たりコミックを読んだり、一つの役を探求して人物像を作り上げるのが楽しかったので、今回も原作が有りますし、映画化もされているので、そういうのを含めて自分なりに新しく稲葉麻美という役がどういう人物かを考えて、舞台ならではの稲葉麻美役を演じられるように役作りを一から出来たら良いなと思います。」

-ヒロインの麻美の役作りでこうしたいとかありますか?
「演じる役どころは、過去に秘密を抱えている女性の役なので、ミステリアスな部分が有るなと思いました。どこか肝が据わっているというか貫禄が有るというか重心が定まっているなと原作を読んで感じたので、落ち着いた芯のあるところをどう表現するかというのを、凄く自分の中で考えています。乃木坂46に加入して1年ですが、最初は気持ちがふわふわして落ち着かない部分が有ったんですが、最近気持ちに落ちつきが出てきたので、ふとした時に冷静になる部分とかを、自分の経験を踏まえて演じる役に活かしていけたらと思っているところです。」


-実際にスマホを落とされた事はあります?
「無いです(笑)、交通系アプリとか入っているので何処にも出かけられないなと思うので、スマホを落としたら怖いですね。」

-乃木坂46さんは、舞台に出てるメンバーが多いですが、お互い感想を言い合ったりしていますか?
「舞台が終わった後に、先輩にご挨拶したりするのですが、その場で感想を伝えたりよくします。「3人のプリンシパル」の時は、先輩方が観に来てくれて、もっと大きく動いたり個性を出した方が良いよなどとアドバイスをくださった時が有りました。私が先輩の舞台観に行った時は、面白かったという感想だけでなく、勉強になったところを伝えたり、ここのシーンはどんな風に演じていらっしゃったのかをお聞きしたりなどしています。」

-最後にメッセージを
「『スマホを落としただけなのに』という大きな作品に携われて嬉しく思っています。映画化や朗読劇などいろんな形で表現されている中で、舞台という他の形では出来ない世界をお見せ出来るように座組の皆さんと力を合わせて頑張りたいと思います。ドキドキしたい方、スマホを落とした事がある方、他の形でこの作品を見た方やまだ見たことない方、たくさんの方に観に来てくれたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。観に来てください。」


早川聖来
生年月日:2000年8月24日 (19歳)
2018年に乃木坂46・4期生として加入。2019年には「3人のプリンシパル」、乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2019(セーラーマーズ / 火野レイ役)を経験し、早くも演技派メンバーとしての活躍が期待されている。


舞台『スマホを落としただけなのに』

スマホを落としただけなのに・・・すべての悲劇がはじまった。
神奈川県警庁舎内の取調室。サイバー犯罪に強い若手刑事・加賀谷 学(辰巳雄大)は、ベテラン刑事・後藤武史(原田龍二)とともに、丹沢山中で5人の女性を殺害した連続殺人鬼、浦野善治(浜中文一)の取り調べを行っていた。
浦野は天才ハッカーであり、黒髪の女性ばかりを狙った猟奇的な殺人犯であった。一方で連続殺人の被害を免れた稲葉麻美(早川聖来)と、その恋人・富田 誠(佐藤永典)の事情聴取も進む。この事件は、富田がただスマホを落としたことで、美しい黒髪女性であった麻美が偶然にも浦野のターゲットとなってしまったことから始まった。加賀谷の取り調べでの追及で、成りすましたSNSのアカウントを駆使し、ターゲットを追い込む恐ろしい浦野の手口が次第に明らかになる。
そして、加賀谷は、事件の真相に迫っていく中で浦野に奇妙な感情を抱くようになり、さらには驚くべき事実にたどり着く――。

■原 作:志駕 晃『スマホを落としただけなのに』(宝島社文庫)

■脚本・演出:横内謙介

■出 演:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) 浜中文一 早川聖来(乃木坂46) 佐藤永典 原田龍二 ほか

【東京公演】
■日 程:2020年3月20日(金・祝)~4月5日(日)全24公演
●3月24日(火)14時/3月26日(木)18時30分/4月2日(木)14時公演 スペシャルカーテンコール実施
■会 場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア南館7F)
■東京公演主催:ニッポン放送/ニッポン放送プロジェクト
■お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~18:00)

【大阪公演】
■日 程:2020年4月18日(土)17:30・4月19日(日)12:00/16:30 全3公演
■会 場:松下IMPホール(大阪府大阪市中央区城見1丁目3-7 松下IMPビル)
■大阪公演主催 サンライズプロモーション大阪
■お問い合わせ キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)

■席 種 全席指定 9,000円(税込)
■一般前売開始 2020年2月1日(土)午前10:00 <東京・大阪共通>
イープラス・チケットぴあ ほか各プレイガイドにて

■公式サイト https://www.sumahootoshita-stage.jp/

■公式Twitter @sumaho_STAGE

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