10月3日、松扇アリスの舞台「オトナインデッドリースクール」が開幕。開幕に先立つ同日にゲネプロと囲み取材が行われた。
松扇アリスは、アリスインプロジェクトの旗揚げ作品「アリスインデッドリースクール」の10周年記念の一環として、麻草郁、劇団6番シード・松本陽一、Bobjack Theater・扇田賢。三者がコラボによるプロジェクトで、大人女子たちによる「オトナインデッドリースクール」と熟練の男性たちによる「オヤジインデッドリースクール」の2バージョンを連続上演する。
第一弾ともいえる「オトナインデッドリースクール」は、高校の屋上が舞台の「アリスインデッドリースクール」の設定を市役所の庁舎の屋上に設定を変え、登場人物を女子高生から市の関係者と役所に訪問してきた人物達に置き換えた。原作・脚本は麻草郁、演出は松本陽一(劇団6番シード)が担当。出演は、七海とろろと遠藤瑠香がW主演を始め、椎名亜音、高瀬川すてら、そして変則出演として八坂沙織と蒼矢朋季など現役アイドルから舞台女優まで多彩で個性豊かな16名が出演している。
囲み取材では、七海とろろは、「ゲネプロが一番緊張するので、あとはみんなで駆け抜けるだけ、優は自分一人では何にもできないって言っていますが、結局みんなのおかげで優は生きられているしパワーをもらっている。座組もそうで、みんなのお蔭でここにいられるので、最後まで頑張ります。」と意気込んだ。遠藤瑠香は、「去年、(デッドリースクール版の)優を演じさせていただきましたが、大人になってガラっと変わったなという印象で、やってて楽しいです。」と語った。演出は松本陽一は、ゲネプロの感想を「良い仕上がりの座組が、良い舞台を作ったと手ごたえを感じた。」、と太鼓判を押した。
同舞台は、10月3日(木)から10月8日(火)まで、シアターKASSAIで上演。
■堂本千十也役 高宗歩未さんからコメント貰いました
「”アリスインデッドリースクールの女子高生が大人だったら?”というIFのお話で、堂本千十也という役なんですが、30代の大人になった堂本や他の人物が、こういう世界になっても、みんなで必死で不器用なりに一生懸命に生き抜こうという姿を見て貰いたいです。
(役としては)堂本は、強い意志がない子なので、発言力のある子についていきたがるところがあるのですが、最後には気持ちが変化して、どう成長していくかに注目して貰いたいです。
オトナインデッドリーは、死ぬ気で生き抜こうとしているので、生き様を是非観に来てください。」
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舞台「オトナインデッドリースクール」
区役所の屋上で漫才の練習をしている二人、総務課の墨尾優と百村信子。
そこへ駆け込んでくる近所の人々。怪我をした者、常軌を逸した者。
商店街でバーを営む紅島弓矢の手には……血に濡れた金属バットがあった。
「現実見ろって言ってんの!」
ユウとノブが知らぬ間に、世界は死体が蘇り、 生きてる人間を襲い出す地獄と化していた。
屋上に集まる様々な境遇のオトナたち。
ユウとノブは、恐怖と絶望の狭間で決断を下す。
「……よし、漫才やろう!」
「って正気か?!」
夢も希望も失われた世界で、オトナたちは笑って生きられるのか?
キャスト:
七海とろろ / 遠藤瑠香 / 椎名亜音 / 高瀬川すてら / Setsuko / 真野末華 / 市倉有菜 / 八木橋里紗 / 井坂茜 / 高宗歩未 / 渡壁りさ / 大仲マリ / 川又咲 / 稲葉麻由子 / ゲスト出演: 蒼矢朋季(【出演回】 3日(木)19:00 4日(金)19:00 5日(土)13:00/18:00)、八坂沙織(【出演回】 6日(日)13:00/18:00 7日(月)19:00 8日(火)14:00/19:00)
日程: 2019.10.3(木)〜10.8(火) 全9公演
劇場: シアターKASSAI
チケット:
S席 6,000円(最前列・ひな段1列:指定)
A席 5,000円(S席以外の席:自由)
スタッフ:
原作・脚本:麻草郁(アリスインプロジェクト)
演出:松本陽一(劇団6番シード)
舞台監督:川畑信介・上田美菜 / 演出助手:増野美由紀
美術:椎橋蘭奈 / 音響:大石和洋 / 照明:榊原大輔
衣装:西田さゆり / ヘアメイク:青山亜耶 / 票券: 潮田塁
デザイン :二郎松田 / スチール:かしわだにたかし / WEB:工藤啓子(オフィスうめ子)
プロデューサー:扇田賢(ボブジャックシアター)
キャスティング協力:美濃部慶 / 制作協力:アリスインプロジェクト
制作:西初恵(ファーストピック)/ 製作: 松扇アリス
公式サイト
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